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知事が不満露わ「国民の早期接種への期待に水差す」…ワクチン供給は“希望の4割” 予約に影響も

 石川県内で感染の再拡大が懸念される中、切り札とされるワクチンの供給が追い付かない事態が起きています。

 8月までに県内に届けられるワクチン量が希望量の4割にとどまることがわかりました。

 11日、国にワクチンの安定供給を求める緊急提言を行うため開かれた全国知事会。谷本知事も国に対し不満をあらわにしました。

谷本知事(11日):
「本県の市や町からもどんどん接種するように要請されていたのに方針が180度変わったとか、供給不足に対する不安や困惑の声が出ている。感染の再拡大が懸念される中、国民の早期接種への期待に水を差す格好になっているといわざるを得ない」

 県は希望するすべての県民へのワクチン接種を11月までに終わらせるため週に10万回のペースで行う計画を立てています。

 しかし、現時点で国から示されている8月末までの供給量を見ると、希望の4割にしか満たない週およそ4万回分にとどまるということです。

谷本知事:
「9月以降の供給のめどが全く知らされていない。目の前のことだけ対応していかなければいけない。これは市町村にとっても困惑せざるを得ない事態」

 実際に、市や町の接種予約にも変更が出始めています。

 金沢市、加賀市、野々市市、輪島市、羽咋市、能登町、宝達志水町の7つの市町は8月以降の新規予約枠を当初の予定より減らしました。

 また、白山市はワクチンの在庫などを各診療所などに聞き取り影響があるかどうか調べています。

 このほかの市や町は「今のところ影響はない」と話していますが、すでに接種量を確保している川北町と珠洲市以外の市町では8月以降も希望した量が届かない場合は接種計画全体を見直す必要があるとしています。

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