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「何か自分も出来る事を」サッカー日本代表・田中碧が1年ぶりに輪島へ 子供達と交流しW杯での活躍を誓う
サッカー日本代表の田中碧(たなかあお)選手。
能登半島地震で傷ついた子どもたちに笑顔を届けようと、
1年ぶりに輪島市を訪れました。
輪島市を訪れたのはサッカー日本代表の田中碧(たなかあお)選手です。
田中選手が輪島市を訪れたのは今回が2度目。
去年5月、自分にできることはないかと現地に足を運んでいました。
あれから1年2カ月。
田中碧選手:
「こんな海見えた記憶ないですもんね。ここ歩いていて」
「芝も生えちゃってるもんね」
1年前とは違う風景に時間の経過を肌で感じていました。
田中碧選手:
「ここに住んでいる方たちが望んでいるものかって言われればまだまだそこにはたどり着いていないのかなと思いますけどでも少しずつですし何か自分もできることをやってこの町にいいものがまた新しい形で生まれればうれしいなと思います」
そんな田中選手が今回、輪島市を訪れた一番の理由は…。
子どもたち:
「絶対勝つぞ!」
子どもたちとの交流です。
サッカーを通して楽しい思い出を作ってもらおうと開いたサッカー教室。
試合さながらの真っ向勝負では、世界の舞台で戦ってきたドリブルを披露しました。
子どもたち:
「ドリブル(がすごかった)あんなうまいのになれなさそう」
「強かったし楽しかったです。日本代表になりたいなと思いました」
そんな子どもたちとの最後の思い出は七夕の短冊作り。
田中選手の願い事は…「ワールドカップ優勝」です。
田中碧選手:「ここにきて応援してくれる力も原動力やエネルギーにして少しでも感動してもらえるように自分たちが全力を出していい結果をだしてみなさんが喜んでもらえたら嬉しいですしそれに向かって1年間頑張りたいなと思います」
1年を切ったワールドカップ。
能登の子どもたちから力をもらった田中選手の、能登を励ます活躍に期待です。