石川テレビ

 

第486回 石川テレビ放送番組審議会 令和元年7月9日(火)

【出席委員】

委 員 長 岡 能久  
副委員長 前田 昌彦
委   員 毎田 健治 谷内江 潤子
岩木 弘勝 北  篤司
松田 若子 宮本 陽子
金光 秀和 北尾 美帆
以上10名
1、審議番組(合評)

石川テレビ開局50周年記念番組
「恋する、夢二 〜吉岡里帆がたどる 竹久夢二、美人画の源流〜」
令和元年5月25日(土)午後1時30分〜2時25分 放送

夢二の作品をたっぷりと見ながら、たどった旅路を私たちもたどりつつ、彼の人となりや芸術の根底に流れるものを味わうことが出来た。
何故今、夢二なのか。
吉岡里帆さんの存在が大きかった。自分の言葉というか、自然に語っている様子に好感が持て、視聴者を惹きつける要素になっていた。
彦乃が素晴らしい画家であったことを知った。
吉岡さんの洋服や着物もポップで、大正レトロを思わせる衣装で、視覚的にも楽しむことが出来て、番組にマッチしていた。
カメラのアングルとかアップの具合とかレンズの使い方が絶妙で良い感じだった。
由紀さおりさんの「宵待草」でピアノの「調律が行き届いていない」と感じたが、その不具合さが夢二の「宵待草」の詩が醸し出す雰囲気、大正ロマンの雰囲気と妙に一致して、番組のイントロとしてはぴったりだった。
背景にある出来事を知った上で改めて見ると、絵の見え方が違ってきた。「黒船屋」との対面は、感動すら覚えるようなシーンだった。
人の生き方や人と人との関係性について考えさせられた。
夢二については、色んな女性と関係を持っていてあまり快く思われない男性像だが、説明的な番組に仕立てられたことによって、マイナス的な要素が強調されずにフラットな視線で見ることが出来た。
それぞれを描いた作品をその女性との関係を中心に見ることが出来ると良かった。それぞれを理解するための説明的な情報量が多く、番組の流れがスムーズに進まなかったのではないか。
冒頭、まだ視聴者がその世界観に入っていない段階で由紀さおりさんの歌が突然始まったが、もう少しあとの世界観に入り始めた頃に流れた方が詩の内容や歌を堪能出来たのではないか。
吉岡さんが彦乃に成り代わった再現映像のような場面があったが、あの場面だけが突然チープな恋愛物のような感じになってしまい、なくても良かった。
吉岡さんの「夢二と同じ時代に生きていたならば、私も夢二に恋をしていたのかもしれません」という台詞に違和感があった。
夢二が美人画だけではなく新しい生活や生き方を提案したのかという深掘りも見てみたいなと思った。
何か新たな発見や何か今まで気付いていなかったことが番組の中にあったらもっと良かった。

2、訂正・取り消し放送について
事務局より令和元年6月1日〜6月30日までの自社制作番組放送の中で上記に該当した番組はなかった旨、報告した。

3、番組に関する問い合わせ、苦情など
 令和元年6月1日〜6月30日までに編成部に寄せられた意見)
 ▽令和元年6月お問い合わせ
電話 35件
メール 29件
はがき・その他 12通

「マンスリーNote」放送 令和元年7月28日(日)午前11時45分〜11時50分(字幕放送)
           再放送 令和元年7月29日(月)深夜2時23分〜2時27分(字幕放送)

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