石川テレビ

 

第536回石川テレビ放送番組審議会 令和6年7月9日(火)

   

【出席委員】

委 員 長 岡 能久  
副委員長 平田 浩二
委   員 谷内江 潤子 岩木 弘勝
北 篤司 松田 若子
宮下 智裕 谷口 陽子
北尾 美帆

以上9名

1、審議番組(合評)

ドキュメンタリー「能登デモクラシー」

題名の通り民主主義とは何かを強く考えさせる番組だった。滝井さんが手書き新聞を通して権力の問題点を指摘していて引きつけられた。頼れる滝井さんが停電や能登半島地震の時に奥さんのそばにいないのは興味深い。震災後で大きく番組内容が変わったのか教えて欲しい。
二元代表制や議員の高齢化、ムラ社会の問題、コンパクトシティと町長との関係など地方が抱える複雑な問題を丁寧に取材していた。滝井さんを通して能登のデモクラシーを表現するテーマと政治のありようの問題点を描くというテーマが複雑に絡み合っていたが、どちらに重点があったのか分かりづらかった。
非常に内容が濃くタブーに切り込んだ見応えのある番組だった。穴水の人はこの番組をどう感じたのか気になった。利益や保身と思える町長や議員と町のために尽力する滝井さんが対照的で町を良くすることとは何かを深く考えさせられた。能登デモクラシーというタイトルはインパクトがあり視聴後に考えさせられた。
綺麗な冒頭シーンが続き本のページをめくるように展開していった。小説の伏線を拾うような展開になっていた。育てるとか人を支えることが滝井さんの天職だと感じた。地震後に町長の目の奥にそれまでになかった真剣さの種が見えてきた。
淡々とした中に厳しい過疎の現実や機能していない民主主義、疑惑、理不尽なことも描かれた秀作だった。多くの人に見て欲しい作品で続編に向けて取材を続けて欲しい。滝井さんの妻の順子さんのキャラクターが良く、後半から滝井さんに取って代わっていた。
大変見ごたえのあるドキュメンタリー番組だった。非常に深く突っ込んで取材していた。滝井さんが手書き新聞にどう書こうか苦悩しているシーンは町長や町会議員と対照的で町の将来を真剣に考えていることを思わせた。この番組は地方行政の大きな課題を浮き彫りにしていた。
天性の優しさ、力強さ、忍耐強さ、まさにこれぞ能登の人、滝井さんを紹介してくれて有難い。滝井さんは小さな町の大きく捩れたデモクラシーに警鐘を鳴らしていると感じた。心も体も魂もぎりぎりまで使って奔走する滝井さんと支える奥さんに感動した。ただ番組の評価は難しく町長や議員への取材は足りないように感じた。
テニススクールのコーチも学習指導もやってここまで滝井さんを突き動かす源泉を教えて欲しい。滝井さんの他に奥さん、町長や前の町長、議会の人たち色々な人が登場し、場面が断片的で繋がりが分からない所もあった。町民はどう考えているのか、私たちなりの民主主義があるのかもしれない。もう少し奥様の露出を減らした方が良かったと思った。


2、訂正・取り消し放送について

事務局より令和6年6月1日〜6月30日までの自社制作番組放送の中で、上記に該当した番組はなかった旨、報告した。



3、番組に関する問い合わせ、苦情など
令和6年6月1日〜6月30日
までに編成部に寄せられた意見

 ▽令和6年6月のお問い合わせ
電話 26件
メール 33件
はがき・その他 0通

「マンスリーNote」放送 令和6年7月28日(日) 午前11時45分〜11時50分(字幕放送)
           再放送 令和6年7月30日(火) 深夜2時32分〜2時36分(字幕放送)

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