石川テレビ

 

第494回 石川テレビ放送番組審議会 令和2年5月12日(火)

※新型コロナウイルス感染拡大の影響により書面で開催

【出席委員(リポート提出)】

委 員 長 岡 能久  
副委員長 前田 昌彦
委   員 毎田 健治 谷内江潤子
岩木 弘勝 北  篤司
松田 若子 宮本 陽子
金光 秀和 北尾 美帆
以上10名
1、審議番組(合評)

石川テレビ放送開局50周年報道特別番組
 「池上彰が徹底解説!あなたの知らない石川の今」
令和2年3月28日(土) 正午〜午後1時25分 放送

池上氏を起用して、石川を掘り下げながら未来を俯瞰するという企画はとても良かった。
池上氏が、石川テレビ社屋前で、石川さん≠見ながら始まり、終わりも「ラストトーク」という締めのトークがあり、スタジオが暗転。始まりも終わりもメリハリのある工夫がなされていると感じた。
「人のやらないことをやれ、ただし高い技術があってこそ」は、心にささる言葉だ。
随所で使用された資料説明用ボードがわかりやすく良かった。
現在の近江町市場の苦悩、能登の漁師さんの苦悩等々、様々な視点が盛り込まれていて、「現在の石川の課題」というものも描かれていた。
竪町商店街に活気が戻ってきたのは、駅周辺の地価高騰のため、家賃の安い竪町の割安感から。気が付かず、なるほどと思った。
のどぐろが大変な人気で、乱獲気味なのではないかと感じていたが、データを得るのに8年間かかること、すでに島根県では機動的禁漁区の取り組みがされていることや近畿大学で5年後を目処に養殖の研究を進めていることなど知らなかった。
モノづくりとして伝統工芸ではなく、ニッチ産業を取り上げる視点そのものが斬新だった。
ニッチトップ企業、石川は東京、大阪についで全国3位。石川の持つ高い技術力、そのルーツが前田藩の「御細工所」にある由、初耳であった。
誰に何を伝えたかったのか?「あなたが知らない石川の今」というタイトルから、あまり知られていないが、石川県民の一人として知っておきたい内容が中心の番組かと思っていたが、どこかで聞いたことがあるような内容が多く、正直なところ、興味を惹かれる部分が少なかった。
取材の多さには、やや圧倒されたが、少しごちゃごちゃしており、情報が多過ぎて、わかりにくくしていた面もあったように感じた。
近江町市場の果物店の店主の「われわれはどちらを向いて、どういうスタンスでいくかが、非常に大事」という言葉と、そのあとの買い物に来た明らかに市民と思われる年配男性の「このミカン一山」という言葉。市民、県民こそを大事にしなければならないのだという象徴的な場面に感じた。
観光では、よく観光客と地元住民との共生、マナーの問題が取り上げられているが、公の場所での外国語表記が圧倒的に少ないことに改めて気付かされた。官民をあげてやらなければならないソフト面の充実があることを、食べ歩き外国人の取材からもわかりやすく認識させていた。
アナウンサーにこだわらず、記者なども含め、もう少し色々な年代の方がいたほうが、昔との比較等の話や広がりが出てきて、良かったように思った。
番組の作成にも池上氏がかかわられていたのか、テーマ選びや、構成など、池上氏のアイディアが反映されていたのか?
池上氏の「石川というと加賀百万石、それに頼りきっていたのではないか、いい気になってはいけない。本来、石川が持っている蓄積≠もとにしながら、どれだけ新しいことをやっていくか。それを目指すべきです」という発言は、石川県に対する貴重な警鐘であったと思う。

2、訂正・取り消し放送について
事務局より令和2年4月1日〜4月30日までの自社制作番組放送の中で上記に該当した番組はなかった旨、報告した。

3、番組に関する問い合わせ、苦情など
令和2年4月1日〜4月30
日までに編成部に寄せられた意見

 ▽令和2年4月お問い合わせ
電話 73件
メール 218件
はがき・その他 0通

「マンスリーNote」放送 令和2年5月31日(日)午前11時45分〜11時50分(字幕放送)
           再放送 令和2年6月1日(月)深夜2時06分〜2時10分(字幕放送)

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