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議会中に地震で一時避難も…震度6弱から3日の石川・珠洲市 高齢世帯では倒れたタンスそのままに

 石川県珠洲市で震度6弱を観測した地震から3日。21日も震度3の揺れを観測するなど断続的に地震が続いています。

 21日午前10時42分。珠洲市で再び震度3の揺れを観測。

泉谷市長:
「避難お願いします」

議長:
「一時中断します」

 開会中だった珠洲市議会は急遽中断しました。

議会後の泉谷市長:
「とりあえず大きな地震が来たら止めようということで、議長判断で一時止めました。(Q.今まで議会中に大きな地震は?)記憶にないですね」

 珠洲市では19日、最大震度6弱を観測して以降、断続的に強い地震が続いています。

 政府は20日夕方、地震調査委員会を開き、今後も地震が継続するとの見通しを示しました。

「この数カ月で地震が終わってしまうような兆候は表れていませんので、年単位かは分からないが、少なくとも数カ月は続く」

 過疎地域での連日の揺れに、市民の疲労もたまっています。

 87才の妻と暮らす90才の男性。19日倒れたタンスが片付けられないままです。

男性:
「持たれん、少し出すのに並べたけど持たれんし、明日娘夫婦が来てくれる」

 一方、1人暮らしの女性は震度6弱の地震からテレビがつかなくなり、困っていました。

女性:
「今日も揺れがあったけど、テレビつかんから何も分からん」

 スタッフがコンセントを入れ直すと…。

女性:
「ついた、良かったー。1人やとこれがないとどうしようもない」

 市は今日までに片付けなどの手伝いが必要な世帯をまとめ、早ければ22日にもボランティアの活動が始まる予定です。

(リポート)
「こちらの高校では地震発生から2日経った今も断水が続いています。復旧に向け工事が進められています」

 水道管が破損して20日から休校している県立飯田高校では、仮の配水管を取り付ける工事が行われました。 

 昼ごろ、ようやくトイレに水が通るようになりましたが、校舎の至る所がひび割れていて、22日以降も休校が続きます。

 20日夜の避難所。取材班が出会ったのは篠原敬さんです。

篠原さん:
「とにかく避難だけはしようと。夜は怖いので。とりあえず散乱しているのは少し片づけましたけど、次々と来るので完全に片付けようがないっていうか」

 一夜明け、自宅に帰る篠原さんに同行しました。

「これは一部。2階はもっと散乱しています」

 篠原さんは東京などにファンが多い人気の珠洲焼作家。7月と9月に個展を控えていましたが2階にあがると…。

「すごい状態です、あっちの方は。多分これ300点くらいあったと思うんですけど、200点以上割れてしまったような感じですね」

 少しヒビが入っただけでも売り物にはならないといいます。さらに、篠原さんには心配なことが…家の裏山です。

「ここは地すべり地帯なんですよ、地すべり指定区域。怖いなと思ってるけど」

 気象庁によりますと、珠洲市では22日から週末にかけて雨が降りやすい状態が続く見込みです。

 県と市は土砂災害警戒地域をパトロールし、土砂崩れへの警戒を呼び掛けています。

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