“空洞化”の懸念…金沢ロフト7月閉店へ「街に寂しくなった印象出る」「小さな店が一緒になって」
04/07(水) 19:47配信
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金沢市の片町きららに入る大手生活雑貨店「ロフト」が今年7月で閉店することが分かりました。心配なのは街なかの空洞化です。
2015年の片町きらら誕生と同時にオープンした雑貨の専門店ロフト。開店から6年で片町を去ることが明らかになりました。
街の人:
「きららに行く需要がどんどんなくなる。行く用事がなくなる」
6年契約できららに入居していましたが7月2日以降の契約を更新せず、閉店することになりました。その理由について、ロフトの担当者は来店客が目標を下回ったためとしています。
郊外の大型商業施設出店やコロナ禍による外出自粛の影響を受ける金沢の街なか。気になるのは空洞化です。
アパレル店の店主:
「実際、町に来る人が街として寂しくなってきたという印象がでるかもしれない。連鎖的に大きい店が抜けていくと町全体に来る日が少なくなってしまう」
一方で、今ある店が力を合わせる時だという意見もありました。
ホテルの従業員:
「街なかに大型の複合型施設は数えるしかない。小さな店が一緒に頑張ることが必要だ」
片町きららの担当者はロフトの後継テナントについて今のところ未定としています。