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北陸電力の七尾大田火力発電所がバイオマス燃料の使用を拡大…新たな施設を公開

火力発電所の燃料に生物由来資源の活用を拡大し年間で50万トンの二酸化炭素削減を目指します。北陸電力は、七尾大田火力発電所2号機で、今年4月から木質バイオマス燃料の使用を拡大し、新たに完成した施設を公開しました。

公開されたのは、直径27メートル高さ46メートルの木質バイオマスの貯蔵庫5基とペレットを運ぶコンベヤーです。

七尾大田火力発電所2号機は能登半島地震で被害を受けましたが、去年5月に復旧し、去年12月からは、奥能登豪雨などで発生した流木の一部を、燃料として使用しています。

この事業でバイオマスの割合を1パーセントから15パーセントまで拡大し、バイオマスによる発電量を年間で7.5億キロワットアワー、27万2千世帯分にまで引き上げるという事です。

北陸電力では、震災瓦礫の活用に向けても試験を続けるという事です

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