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避難所生活6週間 願いは「水道の復旧と仮設住宅」 避難所縮小で新たなフェーズへ 石川・富来町

能登半島地震の発生からきょう2月12日で6週間。能登半島地震で最大震度7を観測した志賀町の避難所には稲垣真一キャスターがいます。地震の発生から6週間が経った避難所の現状や課題を伝えてもらいます。

志賀町富来領家町(しかまちとぎりょうけまち)にある「富来活性化センター」の避難所です。現在173人の方が避難生活を送っています。

きょう2月12日は3連休の最終日でした。こちらには県外からこんな支援がありました。

温かい「モツ煮込みうどん」。埼玉と東京にお店がある居酒屋の炊き出しです。

3blooms・菊池亮 社長:
「私の自宅の隣の方が、志賀町の実家に帰省している時に被災されてしまったので、何かお手伝いできるかなと思ったのがきっかけです。スタッフもそういう支援活動をしてみたいということだったので、店を休んでもやる価値があるのかなと思って来ました」

さらには、東京からの出張美容室も。

LILIANA・平松真純さん:
「地震の時の話を聞いて、本当に怖い思いをされた方がいっぱいいるんですけど、皆さん明るくて、お話しているとこっちの方が元気になれるなと」

被災者:
「仲間と一緒にいるからね、まだいいんだけど、(今後)一人になって家に帰って余震があったりすると、精神的にすごく、金縛りになるもんね」

こうした支援の中で避難生活も6週目を迎えました。

志賀町役場富来支所の吉村満支所長と、現在、避難所運営を担っている愛知県チームのリーダー、舘洞晋也(たてほらしんや)さんに伺います。

(Q.現在の避難所の生活環境は)
舘洞晋也さん:
「炊き出しが頻繁に行われてきて、当初に比べると生活環境はかなり改善されてきたと思っています。しかし、こちらの施設で上下水道がまだ復旧していないためトイレや飲料水などで避難者の方の不自由が続いています」

(Q.今後の課題は)
吉村支所長:
「志賀町では現在一部の地域で水道が復旧し、自宅に帰られる方も増えてきたことから避難所を段階的に縮小しています。そのため避難者の方には、今までの避難所から少し離れた避難所に移って頂くケースが今後の課題としてあります」

当初、志賀町に18カ所あった避難所は、現在10か所に段階的に縮小されています。その中で、1月30日に富来小学校の避難所から70人が合流し、現在は53人が暮らしています。

富来・相神地区の藤懿(ふじい)さんにお話を伺います。

(Q.避難所を移ることをどう考えている)
富来小学校の避難所から移動・藤懿妙子さん:
「人と人との生活環境もありますし、トイレで水が使えないので、水が早く来てほしいと思っています」

(Q.他地区の方との人間関係もありますし、家での片付けに行くときも、気になることは)
藤懿妙子さん:
「富来小学校の方が(自宅に)近かったけど、遠くなりました」

(Q.行政に望むことは)
藤懿妙子さん:
「避難所生活をしているので、1日も早く仮設住宅へ皆さんが入れるようにお願いしたいと思っています」

避難所生活も40日を過ぎました。生活再建の鍵であるライフラインの完全復旧、そして仮設住宅の早期完成を心から願っています。

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