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輪島と舳倉島結ぶ定期船が能登半島地震後初めて入港…港の隆起で欠航中も桟橋の揺れで安全確保に課題
能登半島地震で運休していた、輪島市と舳倉島を繋ぐ定期船。28日、運航再開を目指し接岸テストが行われました。
輪島港と舳倉島を1日1往復していた定期客船「希海」能登半島地震で港が隆起し船が接岸できないことから、欠航が続いていました。
港の浚渫工事が進み水深を確保できた事から、28日、震災後初めて船が輪島港に入港。仮の桟橋で乗客が安全に乗り降りできるかなどを確認しましたが…
へぐら航路 藤田健市専務:
「桟橋自体が揺れて浮いたり下がったり、少しの波でも揺れる。人の命が優先、人命第一。」
想定よりも船と桟橋が揺れるためこのままでは乗客の安全が確保されない事がわかりました。
輪島市では7月中の運航再開を目指していますが、安全を確保するため堤防を削るほか揺れの改善などが必要だという事です。