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ネームタグに名字の二文字が…能登豪雨で行方不明の中学3年生か?福井県沖で女性発見
能登半島地震の被災地を襲った豪雨災害で、30日福井県沖で女性一人の遺体が見つかりました。福井海上保安署は、行方不明となっている輪島市の中学3年生の可能性があるとみて身元の確認を進めています。
先月21日に能登半島を襲った記録的豪雨では、輪島市久手川町(ふてがわまち)の塚田川(つかだがわ)沿いで住宅が流され、中学3年生の喜三翼音(きそはのん)さん(14)の行方が分からなくなっています。
警察や消防、海上保安部などが連日、捜索していましたが30日午後4時15分頃、福井県沖で操業していた漁船が、上下黒っぽいジャージ姿の女性が浮いているのを発見し、海上保安部の船が救助しました。
関係者によりますと女性のジャージに「喜三(きそ)」と書かれたネームタグがあったことから、福井海上保安署は喜三さんの可能性があるとして現在、身元の確認を進めています。
今回の豪雨では13人が死亡し、喜三さんを含む4人の行方が分からなくなっています。