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たかが容器、されど容器…イマ消費者に選ばれる企業とは 環境意識の高まりに“成長戦略のカギ”

 スキンケアやバス用品などを扱うメーカーが、使用済みの容器を30円で回収する取り組みを金沢市内の店舗で始めます。そこに隠された、成長戦略のカギとは…。

 カラフルな見た目におしゃれなデザイン。バス用品やスキンケア用品を中心に10代や20代に人気の店「LUSH」です。その「LUSH」が新たな取り組みを始めます。

(リポート)
「こちらの店では使い終わった商品の容器を一つ持ってくると、その時の買い物で30円分として利用できます」

 取り組みを始めた理由は容器のリサイクルがなかなか進まなかったため。店では、11年前から客に容器の返却を促してきました。しかし…。

LUSH金沢フォーラス店 峯田知美:
「去年は国内75店舗で回収率は20パーセントです。残り8割の未返却の容器の返却を向上させたいと思い、新しいスキームを始めます」

 30円で回収した容器は新たな容器へと生まれ変わります。

客:
「いいんじゃないですか」
「地球にやさしい、みたいな。自分がしやすいことですね。自分の選択で何かいいことにつながればというのはある」

 しかし30円とはいえ、店にとって利益が減る可能性はないのでしょうか。

LUSH金沢フォーラス店 峯田店長:
「そういった取り組みをする企業から商品を買いたいというお客さんがご来店いただいています」

 こちらのメーカーでは2008年にプラスチック包装をやめ、環境に配慮した取り組みを強く打ち出したところ、グループ全体の売上が3年間で3倍になった実績があるそうです。

 たかが容器、されど容器…。

 金沢市内で弁当の容器やギフト用の包装資材など3000種類以上を扱っている「つつみのこと AOSHO」でも、店長はある変化を感じています。

つつみのこと 田内泰至店長:
「最近、こういう『エコ』ってメーカーがいれている。これは再利用した資材を使っているって容器で客が分かるようにメーカーが使っている」

 プラスチック製がほとんどだった品ぞろえもずいぶん変化しました。

つつみのこと 田内店長:
「木製のものを使って付加価値をつけたいという客が増えている」

 プラスチック製の安価なものと比べると、値段は1.5倍から2倍ほど。それでもコストカットせず、容器で差別化を図りたいというニーズが増えています。

つつみのこと 田内店長:
「ここ2、3年ですかね。一般の消費者さんも(環境意識が)高まっている感じです」

 環境にどれだけ配慮している企業なのか。消費者はその姿勢を「容器」で見極め選ぶ時代になっています。

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