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地震後“初の雨”に住民ら警戒強める…震度6弱の地震から4日 爪痕残る石川・珠洲市で雨への備え
石川県珠洲市で最大震度6弱を観測した地震から丸4日。地震の爪痕が残る中、被災地では24日からの雨に備えた作業に追われています。
珠洲市正院町の住宅では、裏山の斜面が地震で崩れ、朝から撤去作業に行われていました。
住民:
「雨が降る前に撤去日が優先と(言われた)珪藻土の所に水がしみ込むとまた崩れる可能性があるので…」
能登地方では24日夕方から25日にかけて雨が降る予報となっています。地震後、初となる雨に住民も警戒を強めています。
住民の家族:
「上の方が(屋根の)棟の部分が壊れたので瓦屋さんに来てもらって白いシートをかけて雨が漏れないようにしている」
高齢の母親に代わり雨に備えての応急処置を業者に依頼したそうです。
住民の家族:
「雨とか降ると恐らく水漏れするのかなと思って。他のお宅でもシートをかけている所があるので」
最大震度6弱の地震から丸4日。未だ被害の爪痕は残ったままです。
地震後、お湯が出なくなったため銭湯に通っていると話す住民。
住民:
「ボイラーの配管がどこか断水しとる。コンクリートの中で(断水箇所を)探すのが大変やからボイラーから直接配管し直すことにした」
水道業者があちらこちらで修理に追われているため、23日ようやく工事に着手。24日にはお湯が出るようになるということで胸を撫で下ろしているようでした。