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不合格なら免許更新不可…過去3年で違反の高齢ドライバーに運転技能検査義務化 何度でも受験可能

 高齢者の免許更新が13日から厳格化されます。改正道路交通法が施行され、過去3年間に違反歴のある高齢ドライバーは運転技能検査を受けることが義務化されます。

 2019年4月、東京・池袋。高齢ドライバーが運転する車が暴走して多重事故を起こし、親子2人の尊い命が奪われました。

 悲惨な事故を防ごうと13日施行された改正道路交通法。75歳以上の高齢ドライバーは過去3年間に一定の違反歴がある場合、運転技能検査を受けることが義務付けられます。

 検査項目は、一時停止や右折左折、段差の乗り上げなどが正確にできるかといった基本的な運転操作で、100点満点中70点以上で合格となります。

 検査は免許満了日までの6カ月間に、何度でも受検できますが、これに合格しないと免許更新をすることができません。

担当者:
「自分の運転を客観的に評価されるということを前向きにとらえていただきまして、受検していただきますようよろしくお願いします」。

 これまで、75歳以上の人は認知機能検査に合格し、さらに高齢者講習に問題が無ければ免許を更新することが出来ました。

 しかし13日からは過去3年間に違反歴のある人は、認知機能検査の前に運転技能検査を受けなければならなくなります。

 免許更新が近づくと、過去3年間に違反歴のない人は青色の通知書が、そして違反歴があり運転技能検査が必要という人にはこのオレンジ色の通知書が届きます。場所は免許センターもしくは県内の自動車学校です。

 実際に、高齢ドライバーを取材しました。

高齢ドライバー:
「知らんね」
「本当か、厳しいね。そんなんなったんや」
「だからもう一回更新できるかが問題やもんね。私にすればね。それで(運転)できなくなったらどうするんやろ。買い物もいけなくなるし、もちろん医者もね」

 法改正について知っているという人も中にはいたものの、車が運転できないとなると不便だという声が聞かれました。

 そこで、今回の法改正では「安全運転サポート車限定条件付き免許」が新しくできました。

 アクセルを踏んでいても自動で止まる衝突被害軽減ブレーキや、ペダル踏み間違い時加速抑制装置がつく車のことをサポカーといいますが、そのサポカーのみを運転できるという免許です。

 普通免許を持っている人であれば申請をすればこの免許を持つことができます。この免許の対象となる車種は警察庁のホームページで確認することができます。

 高齢者がいるご家族の人はこういった新しい選択肢について相談してみるのもいいかもしれません。

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