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コロナ禍の中での事故想定…志賀原発からの放射性物質放出等に備える防災訓練 2年ぶりに住民参加

 東京電力、福島第一原発のような重大な事故が発生した際にどのように住民を避難させるのか。コロナ禍の中での大規模な防災訓練が23日行われました。

 原発が立地する自治体で毎年行われるこの訓練。新型コロナの感染が落ち着いていることから県内では2年ぶりに住民も参加して行われました。

 訓練は震度6強の地震で志賀原発の電源が全て失われたとの想定で行われました。

 志賀原発から5キロ圏内にある志賀町総合武道館。ここでは事故の一報を受け住民が屋内に待避する訓練が行われました。しかし今はコロナ下。新型コロナに感染している可能性のある住民は専用スペースに誘導するなど対策が講じられていました。

住民:
「緊急の時の動きを実際にやってみるとわかりますので」
「地域の人も巻き込んでやるのは大切」

(リポート)
「今ヘリコプターが到着しました。住民がヘリコプターに乗って避難します」

 同じく原発から5キロ圏内の福浦地区。地震で孤立化した想定で航空自衛隊のヘリコプターが住民の避難にあたりました。その後、訓練は想定される最悪の事態「放射性物質放出」へ。

 この事態では原発から30キロ以内の住民は全員避難が必要となります。のと里山空港ではバスで集団避難してきた住民に対応する訓練が行われました。

 ここでは発熱者が乗ったバスと濃厚接触者が乗ったバス、その他の住民のバスと三つに分けて、被ばくしていないかの検査が行われました。

谷本石川県知事:
「コロナ禍という問題を抱えながらそれにどう対応するかということを、それと放射能汚染の問題を縦軸と横軸を組み合わせながらよりスムーズに整然と避難できるような体制をきちんと構築していく」

 県では23日の訓練で出た課題をまとめて今後の避難計画に生かす方針です。

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