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山になるエサが一転「大豊作」か…去年大凶作でクマが多数出没 今年は“味をしめた”クマに警戒を

 ショッピングセンターにクマが迷い込んだり次々と人が襲われたりと、石川県民を恐怖に落としいれたあの秋から1年。この秋、クマは県内にどれだけ出没するのでしょうか。県の調査結果がまとまりました。

 冬眠にそなえクマが活動を活発化する秋。去年は過去最多となる869件の目撃情報があり、過去最悪の15人がクマに襲われケガをしました。

 クマが大量に出没した原因はエサとなるブナの大凶作。エサを求め人里にクマが下りてきたためと言われています。気になる今年の状況は、8月30日現在で例年ペースの184件。県はクマの出没予想を早めに行うため、例年2回行っているエサの調査を今年は3回に増やしました。

 その結果、主なエサとなるブナの実は直近10年間で最も多い大豊作になると見られています。

「秋のエサの状況から言うと昨年のような出没の可能性は低いと考えております。今までの例から言ったらクマの秋の出没は少ないのではないかと思われます」

 しかし全く心配がないというわけではありません。今年6月、内灘町で連日クマが目撃されました。最近は、ブナの実がなる前の6月にクマが多く目撃されるようになってきています。

 県は人里近くに定住するクマが増えてきているためだと分析しています。

県自然環境課長:
「クマはエサに執着心が強いので、一度おいしいと分かれば柿とか栗とか銀杏を求めて人里へ降りてくる可能性が高くなる。早めに除去するそういった対応が必要と考えています」

 木の実が豊作とはいえ、今年も気を緩めないほうが良いかもしれません。

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