開業1年遅れで幹部が常駐…鉄道・運輸機構が『北陸新幹線建設局』を立ち上げ「地の利生かしたい」
04/02(金) 19:01配信
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北陸新幹線敦賀開業が1年遅れた問題で、鉄道・運輸機構は北陸に拠点を設け幹部職員が常駐することになりました。
北陸新幹線の敦賀開業は工事の遅れで1年延期され、追加の工事費用が2658億円発生しています。
このため鉄道・運輸機構は再発防止策として大阪支社を廃止し、4月に北陸新幹線建設局を立ち上げました。河内隆理事長は「地域密着型として現場の状況把握に努めてほしい」と職員にリモートで訓示しました。
局の発足に伴い、これまで大阪支社にいた幹部職員の一部は福井、小松、敦賀の拠点に常駐します。
福井に来た高部副局長:
「地の利を生かしてより密接にかつ頻度をあげて、情報共有の拡充を図れるものと考えています」
加賀トンネルの追加工事は今年6月に作業を終えるということです。