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金沢・武家屋敷跡が冬の装いに…土塀を守る「こも掛け」作業
金沢市の長町武家屋敷跡では金沢の冬の風物詩、「こもかけ」の作業が始まりました。
「こもかけ」の作業は、歴史的な景観や伝統的な風習を守るため毎年行われていてわらを粗く織った「こも」を土塀に取り付けることで、雪や雨によって傷んだり剥がれ落ちるのを防ぎます。職人たちが高さおよそ1メートルのこもを一枚ずつ丁寧に土塀に取り付けていくと、通りがかった観光客は足を止め、見入っていました。
観光客:
実際に拝見しているとすごく興味深いです。風習をずっと継続されているのはすごくいいと思います。観光客としてはすごくありがたい、すごくきれでまた来ようかなと思います。
作業は7日までで、約1.1キロの土塀に500枚あまりのこもがかけられ、長町武家屋敷跡は冬の装いとなります。