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小松市民病院の職員 飲み会でセクハラ 停職4カ月の懲戒処分

飲み会で職場の職員の体を触るなどセクシュアル・ハラスメント行為をしたとして小松市民病院の職員が停職4カ月の懲戒処分を受けました。

懲戒処分を受けたのは小松市民病院に勤務する50代の病院看護部の主査です。
市によりますとこの職員は2023年度に行われた飲み会で職場の職員に対し不必要に身体を触ったということです。被害を受けた職員が日本ハラスメント協会に相談し今回のセクハラ行為が発覚。
その後、市民病院苦情処理委員会で審議した結果、セクシュアル・ハラスメントと認定され、市は21日付けでこの職員を停職4カ月の停職処分としました。
病院の調査に対し職員はセクハラ行為について一部認めているということです。

一方、被害を受けた職員は精神疾患を患い、長期休職後、退職したということです。
小松市は、2人の職員の性別や関係性などについては「個人の特定につながる」として明らかにしていません。

今回の不祥事を受け、小松市の宮橋市長は書面で「市民の皆様の信頼回復に努め、改めて綱紀の粛正、服務規律の遵守を徹底し、ハラスメント対策を継続的に取り組んでまいります」とコメントしています。

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