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“中学生の甲子園”とも…全日本少年野球大会の決勝戦 春季大会制した星稜は作新学院に敗れ春夏連覇ならず

「中学生の甲子園」とも呼ばれる全日本少年野球大会に星稜中学校が春夏連覇をかけ、決勝戦に挑みました。
記者:
春夏連覇をかけた星稜中の決勝戦がいよいよ始まります。
今年3月の春季大会も制し、春夏連覇をめざす星稜中ナイン。相手は春も決勝で戦った栃木県の作新学院。星稜の注目は、最速148キロ右腕のキャプテン服部成(はっとりなる)。三振を奪うなど序盤から好投を続け、相手にホームを踏ませません。
一方、星稜もあと一本が出ず、両チーム無得点のまま、迎えた最終回。
マウンドには星稜の服部。1アウト2塁のピンチを迎えます。バッターは作新学院4番西原。
星稜の服部選手:
もう気持ちで投げていたという感じです。
しかし、痛恨の2ランホームランを浴び、相手に2点を先制されます。そして、迎えた星稜、最終7回裏。2アウトランナーなしで打席には1番服部。
星稜の服部選手:
ホームラン1本狙っていたんですけど…。
服部の当たりは、惜しくも特大のファールに。結局、星稜中は相手を打ち崩せず、春夏連覇の夢は破れました。
星稜の服部選手:
今までチームメートと支え合ってきてやっとここまでたどり着いた自分たちのできることはやり切って悔いはありません。
星稜の五田祐也監督:
いつもより固いというかこれが春夏連覇を目指している呪縛じゃないですけども高めのボールを何とか食らいついてやっていましたのでそこは自分たちの粘りを見せられたかなと思いますね。
惜しくも準優勝で夏を終えた星稜中ナインですが…。
星稜の服部選手:
高校でしっかり甲子園に行って優勝出来たらなと思います。このメンバーでまた全国に戻ってこられたらなと思います。
次のステージでのリベンジに燃えています。