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石川県が豪雨被害の2次避難先として36施設を確保し約900人の受け入れ態勢整える
県は豪雨被害を受けた地域の人の2次避難先として県内にある36施設を確保し、およそ900人を受け入れる体制を整えたことを明らかにしました。
これは1日開かれた記者会見で馳知事が明らかにしたものです。会見によりますと2次避難先となる旅館やホテルなどの宿泊施設は県内の36施設で、あわせておよそ900人を受け入れることができます。このうち、22施設は能登地域にある施設で、およそ330人が受け入れ可能だということです。現在、輪島市と珠洲市が豪雨により仮設住宅やライフラインに被害を受けた人に2次避難に関する意向を調査していて、今後、県は市の要請を受けて、2次避難者の受け入れを始めることにしています。県は2次避難の希望者が900人を超える場合には、さらなる避難先の確保を行う方針です。また、県内では今もおよそ3000戸で断水が続いていて、珠洲市の大谷地区では復旧の目途が立っていません。