七尾の青柏祭…でか山巡行中止も神事で地震からの復興願う「散楽奉納を」

05/04(土) 16:53

高さ12メートルある「でか山」が練り歩くことで有名な七尾の青柏祭。

今年、巡行は中止となりましたが神事が行われ地震からの復興を願いました。

毎年5月2日から5日にかけて行われる七尾市の青柏祭は高さ12メートル、重さ20トンの「でか山」と呼ばれる曳山3台が町を練り歩く盛大な祭りでユネスコの無形文化遺産に登録されています。

今年は能登半島地震の影響で「曳山の巡行」は中止しましたが神事が執り行われました。

大地主神社　大森重宜宮司：
「山車が出せなかったら今出せることやれることをやるのが祭りの本質と考えていますので新しいことをここでまた生み出せばいいのでは」

青柏祭でか山保存会高木純二会長：
「きょうは正月みたいなもので1年に1回やっているので来年こそは巡行ができるように頑張ってやっていきたいと思います」

神事のあとには地震からの復興を願い、祝い歌「七尾まだら」に合わせてシルク・ドゥ・ソレイユでも活躍した藤巻立樹（ふじまきりき）さんが散楽（さんがく）を奉納しました。