一見タバコの箱…金沢の日本茶専門店からスティック状のお茶入る『チャバコ』お湯に溶かせば本格的なお茶に

03/29(金) 17:31

タバコの箱のようにみえますが、実は新しいお茶の商品なんです。新商品に込めた思いを取材しました。

その新しい商品が販売されたのは、金沢市の日本茶専門店です。

平井アナ：
「ありました！こちら、まるでタバコ？いえ、実はお茶なんです！」

販売されたのは、タバコの箱のようなデザインのパッケージに、開けると粉末状にしたスティックタイプのお茶が入っている商品、その名も「チャバコ」です。

パッケージには、白米千枚田や兼六園など石川の名所が描かれ、味は、「加賀棒ほうじ茶」や「加賀玄米ほうじ茶」など4種類です。

早速、手にとっていた観光客は…

観光客：
「すんごいかわいいですね。タバコ？チャバコ？スティック状のね、使いやすいかも。冗談で、どうぞって」

お茶の販売量が年々減少するなか、静岡県の企業が7年前に始めたこの「チャバコ」。県内では「上林金沢茶舗（かんばやしかなざわちゃほ）」のお茶を使っています。

そのいただき方は、とっても手軽。お茶のパウダーを水に溶かすだけです。

平井アナ：
「加賀棒ほうじ茶の香りがします～お出かけのときに持っていきたくなりますね」またお湯に溶かせば本格的なお茶が楽しめます」

上林金沢茶舗　織田聡社長：
「これお茶なんか！ていうところに気づいてほしいです。お店の中で、厳選したお茶をこの茶箱の中に閉じ込めました」

チャバコは金沢市にある上林金沢茶舗の2つの店舗で29日から販売され順次拡大するということです。