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悩まされ続け30年以上…カラスの『フン害』 ドローンが救世主となるか 日没直前ねぐらでの攻防

09/09(水) 18:49配信

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 鳥の中で最も頭が良いといわれるカラス。そのカラスの被害に長年頭を抱える石川県羽咋市がドローンを使った対抗策を取り入れ、注目を集めています。

 人間対カラスの新たな闘い…。

住民:「あんな状態や」

 屋根にべったりとついているのはカラスのフン。

住民:
「いつものことです」
「本当に嫌です」

 羽咋市中心部の川原町。30年以上カラス被害に悩まされています。

 町の神社の裏山はカラスのねぐら。夕方になると常に500羽以上が空を飛び回ります。朝になれば道路や屋根に落ちたカラスのフンで悪臭が漂います。さらに…。

(リポート)
「歩道はフンで埋め尽くされ、避けて歩こうと思うと車道に出なければならず危険です」

 羽咋市はこれまで、鷹による追い払いや、ねぐらとなっている木の伐採などあの手この手を尽くしてきましたが…。

羽咋市 環境安全課 金森さん:
「カラスも頭がいいので慣れてしまって、いたちごっこに」

 そこで、地元住民が頼みの綱としたのが『ドローン』。県内のドローン愛好家で作る団体にカラスの追い払いを依頼したのです。

ドローンズ代表 中町之さん:
「正直全く予測つかないです。いろんな種類のものを飛ばしてみます。頑張ります」

 ドローンを高く飛ばしカラスの上からプロペラ音で威嚇する作戦です。

 午後5時半、カラスがねぐらに帰ってきました。暗くなると操縦が難しいのでドローンを飛ばすことができるのは日没まで。およそ40分間の短期決戦です。

 すると、ドローンを警戒したのかカラスがいなくなったように見えましたが、日が暮れると再びカラスが神社に戻ってきてしまいました。一夜明け、街の様子は…。

Q.今朝はどうでしたか?

住民:
「一緒やった、全然変わらん。やっぱりきれいにしてほしい。いなくなってほしい」

羽咋市 環境安全課 金森さん:
「夜間も継続してやれれば、住処のところなので効果あるのかなと。昨日はドローンで今日は鷹という風にできれば相乗効果があるのでは」

 羽咋市は鷹やドローンに加え、9月から鷹の鳴き声を神社の境内に流しカラスを追い払う試みも始めます。人とカラスの知恵比べは、これからも続きそうです。

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