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物価高騰のあおりで…「悔しさでいっぱい」コロナ禍から立ち上がった飲食店が閉店へ 常連客も戸惑い隠せず
物価高騰の影響が地域で頑張っている店に広がっています。金沢市内の飲食店が物価高騰のあおりを受け閉店することになりました。いったい何があったのでしょうか?
2022年のオープン以来、地元の食材をたっぷり使ったメニューで人気の「AHAHA.kitchen」。コロナ禍にオープンした事から「名前を呼ぶだけで笑顔になれるように」との思いが込められています。
店長の田村佳子さん:
「今は悔しさでいっぱいですね、悔しさと申し訳なさで本当いっぱいで…」
こう話すのは、店長の田村佳子さんです。今月14日で閉店する決断をしました。
理由は物価の高騰です。
田村さん:
「お米はこちらです。6500円でした。30キロで。お米屋さんも親身になってくれてオープンの時に、だからもう頑張った価格で入れてくれてたんで、6500円で入れてくれてたんですけど、その価格でうちもメニューの価格設定を始めてあるので、やっぱり古米とかは使いたくないっていうのがあったので、ずっとお米屋さんから直に入れてもらう。」
約9割の客が注文すると言う人気のオムライスやカレーライス。これらに欠かせない米は2022年には30キロあたり約6500円でしたが、現在は約3倍の2万円にまで高騰しました。
本来は食材費を原価の30パーセントに抑えるのが理想だと言いますが、現在は、50パーセントを超えているそうです。
田村さん:
「お客さんからも心配してお米減らしてもいいよって言ってくださるんですけど、出てきたときに小さくなったって思われるのすごく嫌で、おなか一杯になりたくてここに来ていただいてるなっていうのがあったんで、最初の大きさも量も全部変えてないです。」
燃料費の高騰で麺類の提供を一部とりやめるなど工夫を凝らしてきましたが、中東情勢の影響でこれまでは無料だった仕入れた肉のトレー代などもかかるようになり、限界を迎えました。
Q 閉店するって聞いて今回来られたんですか?
常連客:
「いや、今知りました。え、そうなんですか!?」
常連客:
「さみしいですね。やっぱり続けてほしいという気持ちも強いんですけど、でもやっぱりどこまで無理させていいのかっていうのも、でもいちユーザーとしてはずっと食べ続けたいです。」
田村さん:
「ほんと申し訳なさでいっぱいなのと、必ずどこかで復活したいなと思っているので、その時はまたただいまって帰ってきてくれたら嬉しいなと思っています。」
コロナ禍から立ちあがり、頑張ってきた店の閉店。物価高に追い打ちをかけた中東情勢は、地域に暗い影を落としています。