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「終の棲家になる」82歳女性が涙のカギ受け取り 奥能登初の復興公営住宅で入居開始
奥能登で初めて完成した石川県穴水町の復興公営住宅で8日から入居が始まりました。恒久的な住まいができた入居者は新生活に期待を膨らませました。
8日、穴水町役場で始まったのは、復興公営住宅のカギの受け渡し。奥能登で初となる復興公営住宅に入居する住民が次々と訪れていました。
伊藤美智子さん82歳。
「Aになった?Bになった?」「私A」「そうなん私B」「でも近いからね」「とりあえず終の棲家になるね」「4畳半の仮設眺めとっても…」
伊藤さんの自宅は大規模半壊となり2年以上、仮設住宅で暮らしていました。
町の職員:
「これ全部同じですけど3本。ご不明な点大丈夫ですか」
ーーカギもらえましたね
伊藤さん:
「はい、私は年やからね終の棲家になると思うもんで。落ち着いた4畳半のところよりね。」
カギをもらい早速、新居へと向かいます。
ーー広いですね
「ね、一人には十分です。3階。わざと年いったけど選んでん。下よりか上の方が眺めもいいし気分もいいし前壊した家も3階やったもんで。」
約15年前に夫を亡くし一人暮らしを続けていた伊藤さん。以前夫と住んでいた自宅が3階建てだったことから、3階の部屋を選びました。
米田啓子さん。業者にお願いして早速電気をつけました。
米田啓子さん:
「すっきりして至れり尽くせりで本当に感謝みなさんのおかげでね。」
仮設住宅から夫の正昭さんと引越します。米田さんの楽しみは地震前からの趣味の園芸です。
米田啓子さん:
「植木、お花が好きだから植木が10個弱あるんだけど仮設にどうしようかなと思っていたんだけどこれを見ると置けそうだなと思ってだからそれが嬉しいお花が好きだからあれやこれやと一応頭では。」
地震から2年8カ月。ようやく仮住まいではなく腰を据えた生活が始まります。
ーー新生活ですね
「そうです新生活。友達呼んで会食して、やったー、がんばる!」