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衆院選石川3区「自力で生活再建できない」能登被災地の声、西田・近藤・南の三候補はどう応えるか

衆議院選挙の投票日まで残り4日となりました。県内の選挙区で各候補者の戦いぶりをお伝えするシリーズ。1回目のきょうは能登の復旧復興を争点に激戦が予想される「石川3区」です。

西田昭二候補:
「高市総理と共にしっかりと能登半島の復旧復興のスピードを今まで以上に押し進めてまいりたいと思います。」

自民党・前職の西田昭二候補。約380人の支持者を前に繰り返し強調したのは…。

「高市総理の、高市総理に高市総理を選ぶのか。」

高い支持率を背景に「高市政権とのパイプ」をアピールし被災地への切れ目のない支援や新しい企業の誘致など復旧・復興の加速化を訴えます。

「毎回毎回支援者からいただくんです。4回目の選挙でタヌキ4匹いるんです。体育会系、相撲部でもありました。実直で一歩一歩ということでもあります。西田で間違いない西田と一緒に復興すれば間違いないとそんな思いを広げていきたいなとこのタヌキにはしっかり地元の小選挙区からの白星で他(た)を抜き去って勝利をつかみ取りたい。」

前回、小選挙区で野党候補に敗北を喫した西田候補。今回は野党が新党を結成したため1万人前後とされる公明党票の行方が勝敗を左右する情勢に。組織戦の引き締めを図る中、西田候補の応援に駆けつけたのは…。

片山さつき財務相:
「内閣全体で能登を支える3区を支える、西田を支えるということが共通見解になってきょうは私の総理からのメッセージを持ってきたのと同じでございます。我々がしっかりとこの選挙に勝って高市政権が信任されれば(復興費を)次の国会に提出する令和8年度予算案でも盛り込んでおりますので、どうぞ西田昭二をよろしくお願いいたします。」

西田候補:
「高市内閣が能登半島地震に対する復旧復興を責任を持ってやるべき、そういう私はメッセージの裏返しだと思っておりますし、そのうえで地元石川3区の代表にしていただけるならば被災者に寄り添う形で取り組んでいかなければならないと思っております。」

南章治候補:
「自民党政治の暴走と対決をし、政治を変えるという政策を掲げる党が私たち日本共産党を除いてほとんどなくなってしまいました。暮らしと平和にとって、とても危険な道だと思います。」

共産党・新人の南章治候補。前回に続き2度目となる国政への挑戦です。

南候補は高齢者が自力で生活を再建できる支援制度や志賀原発の廃炉などを訴えます。また、突然の解散を決めた高市政権を強く批判します。

「つま先が冷たくなっているカイロベタベタ貼るしかできない。多分投票率下がるんじゃないんですかね。やっぱりきちんと議論を尽くして有権者に判断してもらうということをしないと。こういうのルール違反ですよ、率直に言って。」

能登町出身の南候補。おととしの豪雨で被災した自らの経験もふまえ被災者一人一人の声を国政に届けたいと意気込みます。

「被災された方の話を聞くと5カ所、6カ所と避難所を点々としたどり着いた仮設住宅は四畳半に2人、大変な思いをされてきました。被災者に寄り添った国の支援が決定的に重要です。」

住民:「家は全壊ですわ」
南候補:「なかなか国の支援も遅れている」
住民「もうちょっと加速してくれれいいのにね」
南候補「能登の人は国民年金の人が多い(公営住宅)建てたからどうぞって言ってもそのまま入れるかどうか。3年まで無償化するならその先も無償化するとか家賃を極端に下げる。どう考えても1万円以下でなきゃ生活できない。」

突然の選挙戦で準備もままならなかったという南候補。それでも街頭に立つ理由は…。

「こんな急な選挙するもんだから代わりなんていないでしょ。本当は街頭で喋るのは得意ではないんです。だから自分の作った原稿なんだけどなかなか覚えられなくて。だからやりたくないんだけどだけど、政治がどんどん右へ右へと行くでしょう。そうするとだれも立たなくていいのかって。頑張らなくちゃと。」

「高市政権のブレーキ役に」議席獲得を目指します。


立憲民主党出身で中道改革連合、前職の近藤和也候補。

「わずか1年3カ月で仕事やめさせられたわけですから、みなさまの思いが断ち切られたというのは私は本当に悔しい。」

近藤候補は公営住宅の早期建設や入居費の支援復旧工事における入札不調の改善などを訴えます。

街宣車:
「近藤です。」

この日、近藤候補が入ったのは前回、わずか5票差で相手候補に競り勝った珠洲市。

近藤候補:
「選挙区で勝たせていただきました。そしてそのおかげで500億円の交付金が生まれました。みなさんの一票が実現をさせていただいたと思います。」

これまで、政党の垣根を超えていち政治家としてアピールしてきた近藤候補。そんな近藤候補を今回新たにバックアップするのが…。

公明党 竹谷とし子新代表が県内入り。さらに、前回は自民党の連立パートナーとして相手候補の支援に回っていた県本部の谷内代表の姿も…。

公明党県本部 谷内律夫代表
「もう今までは複雑な心境でしたけど本番になって政界を変えていくそういった戦いをぜひ一緒になってやってもらいたい。」

前回、近藤候補は無党派層の7割以上から支持を受けていました。今回、新党結成という枠組みの変化がプラスに働くかは未知数です。

「今劣勢なんでしょう?肌感はいいですよ前回並みとか前々回並みなんですけど情勢調査では負けていると聞いているのでちょっと怖いなって。」

さらには公明党の票をどこまで囲い込めるのか、最後まで緊迫した選挙戦が続きます。

近藤候補:
「おらっちゃがこの日本の防災の手本になっていく、私たちの悲しかった苦しかった経験をむしろ誇りに転換していく。それが近藤和也の最大の役割だと」

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