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地震で隆起した海岸など利用し誘客目指す『能登半島絶景海道』滞在型の観光促す基本方針を検討会が決定
能登半島地震で隆起した海岸などを利用して誘客を目指す「能登半島絶景海道」について検討会は8日、滞在型の観光を促す基本方針を決定しました。
七尾市役所で開かれた検討会には金沢大学の教授や県観光連盟などから約20人が参加しました。
県は創造的復興プランに基づき国道249号や沿岸部の県道およそ250キロの区間を「能登絶景海道」として整備する方針です。会合では「人が集まる道の駅へ」など4つの柱をもとに国の内外から滞在型の観光を促し地域のにぎわいづくりを目指す基本方針を決定しました。
委員からは観光客を呼び込むための旅行ガイドの育成や観光と防災の両立を図る必要性について意見が出されました。
金沢大学 藤生慎教授:
「大きな地震でいろんなものが変わってしまったが、地球のダイナミクスみたいなものが新たな観光地を創出したとネガティブではなくポジティブにとらえて観光に活かしていくことが大切。」
今後は年に1回程度、検討会を開き取り組み状況の確認やフォローを行います。