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「元気をもらった」北陣親方こと元小結・遠藤関が故郷穴水町への恩返しの思い 現役引退後も変わらぬ決意
先月現役を引退した大相撲・元小結遠藤の北陣親方。石川テレビの単独取材に応え、12年半の現役生活そしてふるさと穴水町への思いを語りました。
7日、石川県小松市内でトークショーを行った元小結遠藤の北陣親方。その後、石川テレビの単独取材に応じました。
北陣親方:
「悔いなく引退しましたのですっきりもしていますし、これから親方として一から教わって学んでいくことが多いと思うのでまた気を引き締めてこれからやっていきたい。」
先月の九州場所では土俵につながる花道の警備を担当していたという北陣親方。
北陣親方:
「稽古はずっと相撲を始めたころから引退するまできつくて辛くて嫌いでしたが相撲自体は好きなので贅沢な場所で相撲を直接、生で客観的にですね、今までは土俵に上がっていましたが、見ることができてすごく勉強になりました。」
去年2月にはふるさと穴水町の避難所を訪問。地元ファンからの声が支えになっていたと言います。
北陣親方:
「みなさんが前を向いて少しずつ元の日常に戻るんだという気持ちが伝わったので、逆に元気を与えに行ったつもりが元気をもらったと言いますか、前向きになるきっかけになりました。故郷に対しては現役中、たくさんたくさん声援をいただきまして感謝してもしきれないぐらい支えていただきましたのでそういったことを恩返しできるように現役中もそういった気持ちで取り組んではいましたがさらに親方になっても変わらず取り組んでいけたらなと思っています。」