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東日本大震災後の自身の体験から…ドジャース佐々木朗希が能登の子供達に野球教室「皆さんと一緒に復興を」
ワールドシリーズ2連覇を果たしたロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希投手が7日、能登の子どもたちを招いて野球教室を開きました。
7日、石川県珠洲市蛸島町の球場で開催された野球教室。
そこに現れたのは…。
ロサンゼルス・ドジャース 佐々木朗希選手:
「短い時間ですが、よろしくお願いします!」
今年、球団史上初となるワールドシリーズ2連覇に大きく貢献したロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希投手です。
岩手県出身の佐々木投手は小学3年生の時に東日本大震災を経験。当時、プロ野球選手やOBが被災地で開いてくれた野球教室が佐々木投手にとって忘れられない思い出になったことから今回、能登の子どもたちのために教室を開きました。
7日は、ロッテ時代にチームメイトだった高野脩汰選手と共に講師を務めた佐々木投手。
早速、子どもたちから質問攻めにあいました。
Q 制球を良くするにはどうすればいいですか?
「投球フォームが一番大事だと思う。そのためにこの動きするには、こういうトレーニングが必要とか、そういう風にやっていけばいいからフォームが大事かな。」
佐々木投手は参加した能登の小中学生約190人にボールの投げ方などについてアドバイスを送りました。
現役のメジャーリーガーと過ごした時間は子どもたちにとってかけがえのないものとなったようです。
子ども:
「メジャーリーガーの野球教室は初めてだったのでうれしいです。身長もでかいし足と腕がめちゃくちゃ長くて「人間なのかな?」って思った。将来は佐々木朗希選手みたいな腕と足が長い選手になって160キロを出したいです。」
佐々木朗希投手:
「まだまだ復興の途中だと思いますけど僕らにできることを考えながら皆さんと一緒に復興に向けて頑張っていけたらと思います。将来大きくなった時に今回のことを少しでも覚えてくれていたらうれしいなと思っています。」