SNS型投資詐欺の被害額年間10億超に…金沢の男性SNSで知り合った「外国人」に騙され3100万被害

12/04(木) 21:21

石川県金沢市の40代男性がSNS型投資詐欺で暗号資産約3100万円をだまし取られていたことが分かりました。

警察によりますと金沢市に住む40代男性は今年6月30日SNS上で外国人を名乗る男から暗号資産での投資を勧められました。

男性は男と英語でメッセージのやり取りを行い暗号資産取引所のアプリやウォレットアプリのダウンロードを促されました。

その後、男性は男が指定した偽の投資サイトに今年10月2日から約20日間5回にわたりおよそ3100万円を入金したと言う事です。

男性が出金しようとした際、高額な手数料を要求されたため知り合いの弁護士に相談したところ詐欺だったことがわかったと言う事です。

警察は儲け話や投資の勧誘にはまず詐欺を疑うよう注意を呼びかけています。

石川県内ではSNS型の投資詐欺が急増していて、石川県警のまとめでは今年10月末までに去年より18件多い71件の被害が確認され、被害金額も4億3600万円あまり多い、9億8200万円あまりに及んでいます。このため、今回の被害を合わせると年間の被害額は10億円を超えることになります。