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大学生や小学生が『加賀友禅』の技法を生かし花嫁のれん作りに挑戦…完成後は県内各地の病院で展示へ
大学生や小学生が協力して加賀友禅の技法を生かした花嫁のれん作りに挑戦しました。
金城大学で行われた花嫁のれん作りには学生や松陽小学校の児童など約200人が参加しました。
完成すれば縦2メートル、幅2メートルになる花嫁のれん。学生のアイデアをもとにデザインされた下地の枠に加賀友禅の技法にもあるのり付けを施し、日光に当てても剥げない顔料を丁寧に塗っていきます。
花嫁のれん作りは去年に続いて2回目。今年は「金沢」を題材に9月下旬にのれんのモチーフを募り集まった中で人気が高かったひゃくまんさんやノドグロなどのデザインが採用されました。
大学生:「あまり小学生の子と触れ合う機会がなかったので、新鮮で良い経験だなっと思います」「色が被らないようにとかにじまないようにとか気をつけました」
小学生:「白紙のやつがどんどんカラフルになってくるのが僕は好きです」「なんか楽しかった。にじまないように内側に塗りました」
花嫁のれんは色付けを行った5枚の布をつなぎ合わせて2026年1月下旬に完成し、その後県内各地の病院で順次、展示される予定です。