県知事選挙　山野之義前金沢市長が立候補する意向固める「県民のみなさんからの強い声」

10/15(水) 11:18

来年3月に任期満了を迎える県知事選挙に、前金沢市長の山野之義（やまの・ゆきよし）氏が立候補する意向を固めたことが分かりました。

山野之義氏：
「まさに出馬の意向というきょう報道がありましたけれどもその気持ちは固めているところであります」

前金沢市長の山野之義氏は15日朝、石川テレビの取材に対しこのように述べ、来年春に行われる県知事選挙に立候補する意向を示しました。

山野氏は金沢市生まれの63歳。金沢市議を経て2010年に金沢市長選挙に立候補し、現職を破って初当選を果たしました。前回、2022年の知事選で金沢市長を辞職して出馬し、同じく新人で出馬した馳浩氏におよそ8000票の差で落選していました。

記者：
Q決め手になった一番の思いは？
山野氏：
「県民のみなさんからの強い声です。報道のみなさんに聞かれる度に全く考えていないって言ってました。本当に考えてませんでした散々言われました、散々この3年半言われましたけども今の仕事が充実していましたし（出馬の意向を固めたのは）本当にこの2週間ぐらいだと思います」

山野氏は16日、金沢市内で記者会見を開き、正式に立候補を表明するということです。

県知事選挙を巡っては現職の馳知事が先月、立候補を表明しています。馳知事は石川テレビの取材に対し「選挙に初挑戦した30年前から他の候補について言及したことはありません」とコメントしています。