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メタボ並み浸透なるか…骨や関節等に障害が起こる危険性『ロコモ』その度合いを判定するテストの体験会開催
10月8日は、日本整形外科学会が定める「骨と関節の日」です。これに合わせて県庁では骨や関節に障害が起こる危険性を判定するテストを体験できる催しが開かれました。
西岡アナ:
「みなさんはこの動きできますか?この動作でロコモ度がわかるんです」
ロコモティブシンドローム、通称ロコモは骨や関節、筋肉などが衰えることで将来介護が必要となる危険性の高い状態をいいます。県では健康寿命を伸ばすためロコモ予防の普及に取り組んでいて毎年「骨と関節の日」に合わせてロコモ度テストの体験イベントを行っています。
このうち立ち上がりテストは高さ40センチから10センチの台が用意され、座った姿勢から反動をつけずに片足で立ち上がれるか判定します。この動きがうまくできない場合移動機能が低下している恐れがあることが分かります。
ロコモ度の判定は、問題なしから3までの四段階で示され、数字が大きくなるにつれ自立した生活が送れなくなるリスクが高まります。
参加者は:
「判定が出たことによってもう少しこうしようとか家でもできることは片足でやったりスクワットやったりできることはやろうと思っています」
「参加者:片足立ちがやっぱり難しかったですね。メタボは、世間的によく知られているがロコモはあまりそこまでメジャーではないのでみんなに啓発できればと思います」
県の担当者はロコモになると寝たきりになる恐れもあるため片足立ちやスクワットを行うなどして予防に取り組んでほしいということです。