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サッカー元代表・槙野さんも参加…輪島市で“復興応援アート”が完成 インスタントハウスに願い込めて描く
地震で被害を受けた輪島市を元気にしようと復興への願いを込めたアートが完成しました。きょうのお披露目会にはサッカー元日本代表の「あの方」も参加しました。
輪島市三井町にあるボランティア拠点施設。ここで披露されたのは復興への願いと応援の思いを込めてインスタントハウスに描かれたアート作品です。この企画は、始めたいことに挑戦する人を応援する「アコムはじめたいこと、はじめよう!プロジェクト」の一環で今年は全国2000人の応募の中から3人が選ばれました。
輪島市から選ばれたのは東京から珠洲へ移住した翌年、能登半島地震に合い現在はボランティア活動を続ける畠山陸さんです。畠山さんは復興へのシンボルとなるアートを作りたいと考え、今回の企画に応募しました。
きょうはサッカー元日本代表の槙野智章さんも参加。キャンバスとなったインスタントハウスに能登の神事「あえのこと」や伝統産業の輪島塗から着想を得たメッセージアートなどを次々と描いていきました。槙野さんもボランティアのみんなが笑顔になるようにとの思いを込めて「笑顔」を描きました。
畠山陸さん:
これから能登にやってくる人もなにかインスピレーションになればなと思ったので地域の人にも伝わる外から来た人にも伝わる両方を意識しながら(描いた)
プロジェクトサポーター 槙野智章さん:
笑顔を絶やさない町ということで地元の人もそうですしいろんな方たちにきていただいて楽しい時間をみんなで共有していただければ
作品は施設内で展示され、今後も、子どもたちが復興への願い込めたイラストを描き足していく予定だということです。