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能登半島地震と東日本大震災で被害を受けた二つの菓子店が共同開発した焼き菓子発売
ミルク飴をシナモン生地で包み込んだ焼き菓子、その名も「舫う(もやう)」です。
これは去年の能登半島地震で被害を受けた輪島市の柚餅子総本家中浦屋と2011年の東日本大震災で被害を受けた岩手県陸前高田市のおかし工房木村屋が共同で開発したものです。
2つの菓子店はそれぞれ被災した際に商品の製造などで助け合っていて今回の商品名「舫う」は船と船を綱でつなぎ雨風をしのぎながら共に出港を待つ姿を表す言葉です。
中浦屋 中浦政克社長:
「陸前高田の木村屋さんが製造を担って下さるとお申し出を頂いたいい仕上がりなので自信をもって販売できる。」
2つの菓子店の友情と信頼が詰まった新作スイーツは輪島市の店舗とオンラインストアで3日から販売します。