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津波で大きな被害受け2年ぶりに開催…能登町小木の『とも旗祭り』20mの巨大なのぼり立てた船が港を巡る
2年ぶりに帰って来ました。高さ20メートルの巨大なのぼりを立てた船が港をめぐる能登町小木の「とも旗祭り」が2年ぶりに行われました。
日本三大いか釣り漁港のひとつ能登町の小木港です。午前5時前。海の安全と大漁を願う「とも旗祭り」の準備が行われていました。
「よいとっしょ、よいとしょどどんがどん」太鼓に合わせ高さおよそ20メートルあるとも旗が起こされます。地震発生当時の小木港去年元日の能登半島地震。小木港がある九十九湾には津波が押し寄せ、岸壁が崩れるなどして漁船にも大きな被害が出ました。
このため2024年のとも旗まつりは中止を余儀なくされました。2025年3月。2年ぶりの祭りに向け子どもたちは、お笑いコンビのキャイ~ンと共にとも旗の製作に励んでいました。
そして2日。残念ながら子どもたちが作ったとも旗は、天候が悪く祭りでは立ちませんでしたが、2年ぶりの祭り復活に喜びもひとしおのようです。
五色の流しをつけとも旗が立てられた9隻の船。太鼓に合わせたはやしとともに、小木の港を勇壮に巡り、海の安全と大漁を願いました。とも旗祭りはあすも行われます。