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阪神・淡路大震災など経験…能登の被災地へ兵庫からボランティア乗せたバスが出発「4月中旬は数が谷間に」

能登半島地震の復興を支援しようと、阪神淡路大震災を経験した兵庫県から11日朝、ボランティアを乗せたバスが出発しました。

被災地のボランティア不足が叫ばれる中兵庫から初めてのボランティアバス。
一行は3泊4日の日程で珠洲市内で災害廃棄物の撤去などを支援します。

兵庫県三宮の駅前に積まれたダンボール。中には淡路島特産のタマネギや…ご当地グルメの「姫路おでん」が大量に…これは兵庫県神戸市のボランティア団体が能登半島地震の復興を支援しようと用意した支援物資です。

阪神・淡路大震災や東日本大震災などで支援活動を行った経験がある14人が集まり大型バスで石川に向かいます。

全国災害ボランティア支援機構 高橋守雄代表理事:
「4月中旬というのはちょうどボランティアの(数が)谷間になる。そのような(ボランティアが)少ないときに行けば被災者の皆さんも喜んでいただけるのではないかと」「ボランティア元年と言われた兵庫から全国の先頭を切って被災地にボランティアバスで入っていく、これはとても大事なことなので全国のボランティアが連休中でもたくさん来るようなきっかけ作りをしたいと思っている」

ボランティア団体によると、兵庫県から大型バスで直接、被災地に向かうボランティアバスは今回が初めてだということです。

一行は北陸応援割を利用して11日は金沢市内に宿泊、12日早朝、珠洲市に向かい、現地のボランティアセンターと調整して災害廃棄物の撤去などにあたるということです。

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