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北陸新幹線ルート問題、維新が「小浜・桂川」「米原」2案を支持 10日の会合で決定を

北陸新幹線の敦賀から新大阪までのルート案について与党の自民党と日本維新の会は国会が閉会する今月17日までの決定を目指しています。締め切りが来週に迫る中、維新は小浜京都ルートと、米原ルートの2案を党として支持し、10日の自民党との会合に提示することを決めました。

「小浜京都ルートの桂川案と米原ルート一部直通案この2つを日本維新の案として、10日の与党PTに提示をさせていただくということについて、政調会長、そして私に一任をいただきました」
北陸新幹線の与党整備委員会で共同委員長をつとめる日本維新の会の前原誠司衆議院議員は、8日の会見で、北陸新幹線の敦賀から新大阪までのルート案についてこのように述べました。

北陸新幹線の敦賀から新大阪までのルートについては10年前、福井県の小浜市から京都を経由する小浜―京都ルートに決定しましたが工事の地下水に与える影響や建設費の負担などを理由に京都で反対運動が起きています。そのため、連立を組む自民党と日本維新の会が小浜―京都ルートを含めた8つのルートの再検証を行っていて沿線自治体の福井県と滋賀県、そしてJR西日本は小浜ー京都ルートを支持しています。

大阪府と大阪市は7日の与党整備委員会で小浜ー京都ルートと米原ルートの一部直通案の2案を支持するとしました。

吉村府知事:
「ルートの客観的合理性を考えたときに米原だと思います。ただ当事者の合意の優位性を考えたときには小浜ー京都ルートだと思います。1日も早い全線開業という意味では小浜ー京都か、米原一部直通ルートかこのいずれかで判断をお願いしたい」

これを受け維新は小浜―京都ルートの桂川案と米原ルートの一部直通案の2案を支持するとしました。

小浜―京都ルートのうち、維新が支持した桂川案は現在の京都駅から電車で約9分の距離にある桂川駅のそばに新たな駅を作る案です。京都観光の中心となっている現在の京都駅に行くには乗り換えが必要となります。

桂川案を支持する理由について地元・京都選出の前原氏は、「地下水の問題、文化財、発生土、そして交通渋滞、この四つについては相対的な問題として桂川案については南北案よりもですね、より市長、議会そして市民の理解が得やすいんではないかと思っております」と述べました。

一方、京都府と京都市は支持するルートを明言していません。京都市の松井孝治市長は「地元として北陸新幹線の誘致をしているわけではない」とし地下水の問題などの解決に加え建設費の地元負担を見直すよう強く求めています。

与党の整備委員会は10日、会合を開き自民党と維新のそれぞれの考えを示し協議する予定で今月17日の国会会期末までにルートを決めたいとしています。

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