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太平洋側は好調も…能登町の小木港で今年最後のスルメイカ水揚げ 過去最低だった去年をさらに下回る見通し
能登半島地震からの復旧工事が続く能登町の小木港で、今年最後のスルメイカの水揚げが行われました。
午前7時半、小木港には県漁協所属の中型イカ釣り船2隻が到着し、1隻あたり約30トンのスルメイカが次々と積み下ろされました。1隻わずか1.2トンほどだった去年の同じ時期と比べると、今年は大幅な増量です。
青森や函館など太平洋側の漁場が好調だったことから、船によっては「久しぶりの豊漁」となりました。
しかし、日本海側では不漁が続いていて、地元・小木港への年間水揚げ量は、過去最低だった去年の500トンをさらに下回る見通しです。
県漁協小木支所 坂東博一参事:
「漁場が太平洋側だったため小木での水揚げは減りましたが、船としては去年より良い結果でした。来年は日本海側でも獲れ、地元が活気づくことを願っています。」
スルメイカの漁期は来年2月末までですが、ほとんどの船は年内で漁を切り上げるということです。