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ポケモンと能登町発祥の伝統の遊び『ごいた』がコラボ ボードゲームとなり全国発売 被災地支援の一環で
石川県能登町宇出津発祥の伝統の遊び「ごいた」このごいたがポケモンとコラボしたボードゲームになり、18日から販売が始まりました。
「ピカチュウからリザードン!」
ごいた保存会のメンバーが楽しんでいるのは、18日から販売が始まったポケモンごいたです。
「ごいた」は石川県能登町宇出津発祥の娯楽の1つで、約150年前から地元で愛されて来ました。
26年前、地元で保存会が結成され少しずつ裾野が広がってきた「ごいた」。4人で遊ぶゲームで、向かい合った2人がペアとなり、チームで得点を競います。
将棋に似た8種類32枚の駒を出し合って最初に駒を出し切ったら勝ち。どの駒をいつだすかなど戦略が求められシンプルながら奥が深いと、いまや世界中のボードゲーム愛好家たちに親しまれているそうです。
能登半島地震を受け、去年11月、ポケモンをプロデュースする会社から被災地支援の一環にとの申し出から話しが進み、今回の発売に至りました。駒にはおなじみのピカチュウやリザードンなどが描かれています。
伝承娯楽能登ごいた保存会 上野峰喜会長:
「ゲーム自体は、ごいたと同じルールでできますので、面白いと思います。このポケモンごいたから次は本当のごいたに進んでいく可能性もありますし、そういう意味では、一気に裾野が広がるような形になるんじゃないかなと。」
18日から全国で販売が始まり、奥能登では能登町のイカの駅つくモールなど7カ所で購入出来ると言う事です。