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スキー場でリフトに取り残された利用客の救助訓練 職員と消防隊員計約30人が参加 金沢・医王山スキー場

これから迎えるスキーシーズンを前に、金沢市のスキー場で非常時を想定し、リフトの乗客を救助する訓練が行われました。

オープンを前に金沢市営医王山スキー場で、毎年行っている救出訓練には、スキー場の職員と消防隊員あわせておよそ30人が参加しました。リフトが故障し、地上5メートルの高さに乗客が取り残されたことを想定した訓練。スキー場の職員が救助用のポールをリフトのワイヤーにかけ、ベルトを着用した乗客をロープを使って救出しました。

また、地上7mからの救助を想定した訓練では、金沢市中央消防署の高度救助隊が出動し、隊員たちが声をかけながら、ロープを引っ張って乗客を救出する手順を確認しました。

金沢市スポーツ事業団 笹島剛事務局長:
スポーツ事業団の職員だけでは、本当の意味の救急法とかの知識がまだまだですので、消防の知識と経験を活かしながら学んでいきたい

医王山スキー場では、今年8月に降った大雨の影響で、土砂崩れが発生し、今シーズンはファミリーゲレンデのみの営業となります。60センチ以上の積雪があれば今月25日から営業を開始します。

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