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能登半島地震後に救助活動を行った陸自隊員が小学生に“防災授業” 子供達が土嚢の作り方や積み方など学ぶ

子どもたちに防災の意識を高めてもらおうと、能登半島地震で活動した陸上自衛隊の隊員による防災体験学習が行われました。

子どもたちに災害を身近に捉え、防災の意識を高めてもらおうと、宝達志水町が開催した防災体験学習。14日に金沢市の陸上自衛隊金沢駐屯地で開かれた教室には志桜小学校の4年生25人が参加し、能登半島地震で実際に救助活動を行った隊員から土嚢の作り方や水の流入を防ぐための積み方などを教わりました。

自衛隊員:
「本当に水害に備えるということはすごい時間のかかることだけどね。大事なこと」
児童:
「難しい。大雨警報とか津波警報とかなったら作っていきたい」

また、子どもたちは家屋の倒壊現場など人が入れない場所で使われる探知機の仕組みやハンマーで杭を打ち込んでテントを設営する方法など災害対応のプロから防災技術を学びました。

宝達志水町危機管理課 佐藤井博樹さん:
「自助・共助。町民の方々が自分自身や周辺の方をいざという時に守れるという意識と力技術を含めて災害に強い町づくりを目指したいと思っております」

今月20日には、押水小学校の児童も防災体験学習を行う予定で、宝達志水町は町全体で防災力を高めていきたいとしています。

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