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重り10kg乗せ50m泳ぐ訓練も…空自と海保が合同潜水訓練 小松救難隊の隊員と巡視艇の潜水士らが参加
人命救助のスキルアップを目指して
豪雨災害などを想定した航空自衛隊と
海上保安庁による合同潜水訓練が行われました。
航空自衛隊小松基地で初めて行われた合同潜水訓練。
山や海などの災害現場で
救助・捜索活動を行う航空自衛隊小松救難隊の隊員と
金沢海上保安部の巡視艇かがゆきの潜水士 計9人が参加しました。
筋力や心肺機能を高めるため25mを息継ぎなしで泳いだほか
10キロの重りを腹に乗せ仰向けで50m泳ぐ訓練も行われました。
またゴーグルやフィンなどの装備品を50mごとに外し、
状況に応じた泳ぎができるようスキルアップに取り組みました。
金沢海上保安部巡視艇かがゆき
船長本多裕介さん:
「それぞれの救助手法や訓練手法が共有されて、
より高みにいけるので、海上保安庁にとっても参考になる
今後に活かしていきたいと思える訓練です。」
海上保安庁と航空自衛隊は今後も定期的に合同で訓練を行い、
隊員や潜水士たちの救助能力を高めていきたい考えです。