
石川テレビニュース
ISHIKAWA TV NEWS
石川県内ニュース
高速道路でのバス事故を想定した対応訓練 乗客を避難させ安全を確保する手順など確認 石川県内で初の実施
高速道路でのバス事故を想定した訓練が県内で初めて行われ、運転手などが乗客の安全を確保する手順を確認しました。
訓練には県内のバス会社や警察、ネクスコ中日本金沢支社の関係者など約80人が参加し、高速道路を走行中の観光バスにトラックが後ろから追突した想定で行われました。
バスの運転手:
「今からみなさまを乗降口から車外へと避難誘導いたします」
訓練ではまず、バスの運転手が乗客約40人にけががないかを確認。乗客を安全な場所へと速やかに避難させ、発煙筒で事故の発生を後続車に知らせました。また、ネクスコ中日本の職員が旗で誘導を行うなど現場での安全確保の手順を確認しました。
北鉄加賀バス・小松営業所松本政敏所長:
「運転手がいかに慎重に落ち着いて対応できるかが一番大事だと思う訓練を1回でもやっているとあの時こうだった、ああだったと頭に残っているのでとても大事だったと思う」
県警本部交通部遠藤英之首席参事官:
「関係者の皆さま方との連携をしっかりと強化して安全に誘導できるかそういったことを今後も情報共有に努めてまいりたい」
県内で、高速道路で起きるバス事故を想定した訓練が行われるのは初めてで、県警は関係機関との協力が得られれば今後も訓練を続けていきたいとしています。