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「行政のトップになって思いをぶつけたい」田中県議の金沢市長選出馬表明も、自民党支部は村山現職を推薦へ
来年春に行われる金沢市長選挙をめぐり、自民党の田中敬人県議が立候補の意向を表明しました。しかし、自民党金沢支部は、田中県議の表明が遅いとして、現職で再選を目指す村山卓氏の推薦を決定しました。
金沢市内のホテルで開かれた自民党金沢支部の役員会には支部長で石川1区選出の小森卓郎衆議院議員などが参加し、来年春に行われる金沢市長選挙への対応を協議しました。
この中で、総務会長の田中敬人県議が市長選に立候補する意向を表明したため、田中県議は協議から抜けることになりました。
田中敬人県議:
「行政のトップになって自分の今までの積み上げてきた思いとかやりたいこと政策も含めてぶつけてみたいなと思った。」
その後の協議で、村山市長から推薦願いが出され、支部側から政策協定の締結を求めたいきさつから、田中県議への支援は難しいとの結論に達し、村山市長への推薦を決定しました。
小森卓郎支部長:
「党を割るようなことをすべきではない、推薦願を出すのであればきょう11月2日に役員会があることがわかっていたのでその前に出さなければいけないのではないかと(言った意見が出された)」
金沢市長選挙を巡っては、共産党などで作る団体の中内晃子氏も立候補を表明しています。