石川県知事選に立候補表明…前金沢市長の山野氏が国民民主党に推薦を要請 判断材料は“自民との距離感”に

10/27(月) 17:02

来年春に予定されている県知事選挙。立候補を表明した前金沢市長・山野之義氏が国民民主党県連に推薦を要請しました。これに対し国民民主党県連の幹事長は「自民党との距離感」を判断材料とする考えを示しました。

27日、国民民主党県連の事務所を訪れた山野之義前金沢市長。

山野氏:
「ぜひ国民民主党からもご推薦を頂きたいと思いまして、きょうは推薦の依頼書をお持ちしましたのでどうぞよろしくお願いいたします。」

今月16日に知事選への立候補を表明した山野氏。共産党以外の政党組織に推薦願いを出す予定で、残りは参政党だけとなりました。

山野氏:
「一人でも多くの方にお力添えをいただきたい。そんな思いで今日も推薦願を出させていただきました。」

推薦願いを受け取った国民民主党。すでに現職の馳知事からも推薦願いを受け取っていて、対応については…

国民民主党県連　粟森幹事長:
「自民党寄りなのか、そうではないのかというところがまず問われてくるかと思います。大きな選挙、特に国政選挙になれば、常に自民党さんと戦いを繰り広げていく中で、自民党さんの色が濃い方を協力して押し上げることが、我々の政党にとって本当にいいのかどうなのかっていう議論はしっかりしないと。」
Q　自民党に近いと推薦はしにくい？
「一般的には私はそういうふうに考えてるんですけれど。」

このように述べた粟森幹事長。県連は来月17日に再び常任幹事会を開き来月中には結論を出す予定です。

なお知事選を巡っては、自民党県連が早ければ来月8日までに推薦するかどうか決める予定です。