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アマ横綱から人気力士へ 穴水町出身・遠藤関が引退意向 「被災地の元気になると」地震後も奮闘
大相撲の元小結で穴水町出身の遠藤が、引退する意向を周囲に伝えていることが分かりました。
穴水町出身の遠藤は、日本大学でアマチュア横綱となり2013年春場所に幕下付け出しでデビュー。
当時、史上最速タイとなる所要2場所で十両に昇進し、以来、人気力士として角界を引っ張ってきました。
最高位は小結で、今年名古屋場所から膝のケガで2場所連続で休場、27日、発表された九州場所の番付で幕下に陥落しました。
関係者は、もっと早い段階で引退する事も考えていた様だが、去年発生した能登半島地震で相撲を取り続けることが被災地の元気になると引かない相撲をしていたと話していました。
遠藤関引退の一報を受け馳知事は、「被災地の為に1年半頑張ってきたと思うと本当に感謝したい。」と述べていました。