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危険な事故現場を再現…高校でプロのスタントマンが自転車の交通安全教室 車から見えない“死角”に注意を

危険な事故を再現しました。
プロのスタントマンが白山市内の高校で自転車の交通安全教室を開きました。

白山市の松任高校で開かれた特別授業には全校生徒およそ250人が参加しました。

寺西アナウンサー:
「毎年なくならない自転車の交通事故。生徒たちが目で見てリアルな現場を学びます。」

特別授業ではプロのスタントマンが危険な事故の現場を再現。自転車に乗ったときには車道を通ることやブレーキをしてすぐに停まれるスピードで運転する大切さを実感していました。

寺西アナウンサー:
「運転手からはこの部分が非常に見えづらく死角になっています」

車から見えない「死角」。自転車や歩行者がいることに運転手が気づきません。
そのため、自転車に乗っているときや横断するときには、運転手と目を合わせることで事故を防ぐことができます。

参加した生徒:
「自分が信号を待つときも(交差点の)近くで待ってしまいますが巻き込まれてしまったら怖いなと思ったことが印象に残りました。」

白山警察署 谷口篤史さん:
「「自転車も車も仲間であるという」ことで交通ルールをしっかり学んで実践してもらうということが事故防止に大変有効だと考えております。」

県内では今年1347件の事故が発生していてこのうち23人が亡くなっています。

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