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20年ほど放置も再利用…昭和初期の空き家を改装し宿泊施設に「いい味が出ている」との声も 石川県小松市

小松市に新しい施設がオープンします。昭和初期に建てられ長年放置されていた空き家を再利用するということですが一体どんな施設なのでしょうか?

濱口記者:
「こちらの建物、昭和初期に建てられ一時は空き家となっていました。それが今新しく改装され宿泊施設に生まれ変わりました」

小松市龍助町にオープンする施設「KomadowithNIPPONIA」。市内でまちづくりを行う会社が空き家を再生する事業の一環として運営を行います。1階はカフェや交流スペース。2階は宿泊ができる部屋となっています。その特徴は…。

小松DMC 石崎陽之代表:
「もともと和室としてあった部屋をそのまま使っています。柱であったり床の間であったりはほとんど触っていないです」

室内は小松で作られた畳を使用。お茶やコーヒーなども地元のものにこだわりました。

「この地域の人が昔からこういう暮らしを大事にしてきたとかそこに紐づいた九谷焼の文化食文化とかそういったものを泊まりながら地域の人と交流することで体験してもらう」

建物は昭和初期に建てられ20年ほど放置されていました。市内の空き家は2016軒に上り今後、いかに活用していくかが課題となっています。

瀧本茣蓙店 瀧本順平代表:
「空き家になっているとむじな屋敷みたいになるのでこうやって利用するといい建物なのでそれを利用してリフォームするとものすごくいい味がでますね。経済効果、相乗効果が出てくれると小松の町も少しにぎやかになるかもしれませんね」

「地域の方にも積極的に使っていただきたいですし小松だけではなくてなかなか石川県、北陸に行っても小松のことを知らない方も多いと思うのでその方が小松の良さを知ってもらうきっかけになればいいなと思っています」

「Komado」は1人1泊1万5000円。来月13日にオープンします。

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