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何者かが故意に置いたか…線路上の“放置自転車”に列車が接触し約600人に影響 往来危険等の疑いで捜査
19日深夜に金沢市内の線路上で列車と自転車が接触した事故。当時、現場周辺には誰もおらず警察は、何者かが線路上に故意に自転車を置いたとみて捜査を進めています。
記者:
事故があった現場の周辺に来ていますあちらの奥の線路に自転車が放置され列車が接触したということです。線路の両脇にはフェンスや立ち入り禁止を示す看板が設置されています
19日午後10時頃、金沢市糸田町1丁目で金沢駅から西金沢駅に向かう普通列車が線路上にあった自転車に接触しました。現場は糸田道踏切から金沢駅方面に100メートルほど離れた地点。IRいしかわ鉄道によりますと、運転士は、50メートルほど先に自転車があることに気付き、非常停止のブレーキをかけましたが間に合わず接触。運転士が現場周辺を確認しましたが自転車の周辺には誰もいなかったということです。
列車の乗客も含めけが人は出ていません。この影響でIRいしかわ鉄道の金沢ー小松間で上下あわせて4本が運転を取り止め、およそ600人に影響が出ました。警察は、何者かが故意に自転車を放置した可能性が高いとみて往来危険などの疑いで捜査を進めています。