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県議補選で政争の町を制した寳達典久氏が初当選から一夜明け決意…焦点は後任の宝達志水町長選へ
11日投票が行われた県議会議員補欠選挙は、前宝達志水町長の寳達典久(ほうだつのりひさ)さんが初当選を果たしました。当選から一夜明け、寳達さんは決意を新たにしていました。
羽咋市と宝達志水町を選挙区とする補欠選挙では、前宝達志水町長の寳達典久さんが元県議の本吉淨与さんに900票近くの差をつけ初当選を果たしました。
一夜明け、寳達さんは早速、街頭に立ち、有権者に引き続きの支持を訴えました。
初当選を果たした寳達さん:
「被災者の方の支援、復旧が本当に重要なこと。これまでも町長として取り組んできたことではあるが、立場は変わる。地域の実情を県、国にしっかりとお伝えして取り組んでいきたい。」
寳達さんの任期は、2027年4月29日までです。
敗れた本吉淨与氏:
「多くのみなさんに応援していただいたにも関わらず、いまほど報告があったような
結果になってしまい申し訳ございませんでした。こういう結果を招いたのはひとえに私の不徳の致すところでございます。」
一方、敗れた本吉さんはこのように述べ、今後の政治活動については周囲と相談した上で決めたいと言葉を濁しました。
今回の選挙で、寳達さんが町長を失職したため次の焦点は後任の町長を決める選挙となります。各陣営共に後任の候補者調整に入る見込みで、複数人の名前が上がっているという事です。